その一瞬に
すべてを。
その一瞬に
すべてを。
「その一瞬にすべてを。」は私が写真を撮る上で常に心がけていることです。
写真というものが身近になった今だからこそ、 写真を撮るという行為を改めて考えていかなければならないと思っています。
自然風景と接するにあたっての理念と覚悟
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自然風景というものを相手にする作家として一番重要なのは自然界を保護すること。自然を破壊して制作された作品は在ってはならない。そう考えます。
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自然風景が在ってこそ成り立つ作品である以上、自然風景というものに対して愛し、そして敬意を持ってシャッターを切る。その心は忘れてはいけないと考えます。
実現するために
このポリシーを実現した作品を制作するためには
作品としての美しさだけではなく、撮影現場で感じた雰囲気や感情、色や形などすべての事柄を込めてシャッターを切る。そうすることで初めてこのポリシーが実現されると私は考えます。
世界の果てを見る
観光写真で多く見られる広角気味で撮影した名所。見ていて美しくエネルギーに満ちている。私はこの定義を覆すような写真家が少なからずいてもいいのでは?と考える。
私がいち表現者として提唱したい撮影技法は目の前のきらびやかものだけにカメラを向けるものではなく自然界の中の生と死をしっかり捉え作品にすること。
そしてそれは自然界の生と死に寄り添いながらも共に生きること。
自然界は美しくも儚い。
その生涯のいち目撃者として大いに感謝してシャッターを切りたい。
題:華葬
その一瞬に全てを。
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私の作品は撮影しSNSへ投稿して終了ではなく様々な方々に寄り添い、心の安らぎとなるような物を常に目指していきます。写真として見る人に伝わってこそ初めて作品として成立すると考えています。
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写真というものが発明されてから約5世紀、常に自然風景はもちろん人々の営みや経済情勢をリアルに伝えてきた。その意義を大切に受け継ぎ現代の自然風景を後世に伝える為に作品を制作していきます。