2023年5月6日から開催する個展について山形新聞様から取材を受けさせていただき、記事にして頂きました!
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山形・高橋さん 心臓病抱えながら撮影、初の個展生まれつきの心臓病を抱えながら写真撮影に取り組む高橋大翔さん(21)=山形市瀬波2丁目-が、初の個展を同市の文翔館で5月6~13日に開く。 ファインダー越しの風景を「一期一会のもの」と話し、県内で捉えた夕焼けや桜、雪など生命力を感じさせ る作品を展示する。 高橋さんは左心低形成症候群で3度にわたる手術を受けた。完治はせず、激しい運動を控えなければならない。 中学入学と同時にカメラを手にし「みんなと同じことができない分、写真を撮って自分を表現してきた」。運転免許がなく行動範囲が限られ、重い撮影機 材を運ぶのにも一苦労だ。 夕焼けに染まる田んぼ、 公園の木に降りしきる雪など、何げないが、自然に恵まれた本県ならではの風景に出会うと心動かされるという。「『生きている』と感じ、心臓の強い鼓動が聞こえるような気がする」 作品は撮影場所があえてわからないように場面を切り取る。「そのあとの風景を想像しながら見てほしい。山形の魅力を伝え、誰かを勇気づけられる作品を撮影していきたい」と意気込みを語っている。 個展では、今年の県写真 展や昨年の現展などの入選作を含む37点を展示する。 時間は午前9時~午後4時半(初日は午後1時から、 最終日は同3時まで)。入 場無料。 (柴崎愛)
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